ANAダイヤモンドまで残り112PP。ダイヤの価値を数値化。

昨日のフライトで、ANAダイヤモンドステータスまで残り112PPまでやってまいりました。

Screenshot from 2015-10-24 13:49:47

大半が出張によるPP獲得で、出張≠修行と見る方もいらっしゃるかと思いますが、毎週1回どこかのタイミングで宿泊を伴う東京大阪往復を続けるというのは、本来できるであろう生活や、自分のプライベートタイムを捨てて仕事につぎ込まないといけないということでして、世に言う「ダイヤ修行」「SFC修行」というのは良い意味で金持ちの道楽で、むしろ自腹を切っていない出張でのANAダイヤモンド獲得は、逆に人生の貴重な時間を使って行う修行という印象がしなくもないです。

今回のテーマはそんな大量の時間を消費して獲得したANAダイヤモンドの価値を金額にして出してみようと思います。

費用の算出

まずはANAダイヤモンドを獲得するのに私が使ったであろう(つまり東京大阪往復での)経費、時間を算出します。

1回の移動で獲得できるPPは960PP。ANAダイヤモンドステータスを達成する100,000PPを獲得するために必要な移動回数は、

100,000PP ÷ 960PP = 104.17回 → 切り上げで105回

となります。

またそれに掛かる費用は、出張でよく使われていると思われるビジネスきっぷを例にすると、

16,240円 × 105回 = 1,705,200円

となります。

そして、1回の移動で必要な時間は約4時間として、通常の出勤を1時間として、約3時間余計に時間が掛かっていると考えて、移動でのトータルとしては、

3時間 × 105回 = 315時間 

となります。

これに、東京大阪を往復している方たちの時給を掛けあわせると、

315時間 × 5,000円/時間 = 1,575,000円

となり、移動している無駄な時間を金額に換算した費用が出てきました。

※私の時給換算値ではなく、多くのANAダイヤモンドの方の身なりを見ているとこれくらい以上の収入だろうと想像した値になっています。

さて、ここまででANAダイヤモンド獲得のための費用が出てきまして、

1,705,200円 + 1,575,000円 = 3,280,200円

と、300万円をオーバーしてきました。

特典の現金換算

さて次に、ANAダイヤモンドステータスを得たことによる特典の計算をします。

なお、優先搭乗や預け荷物優先受け渡しなどの金額換算できないものは含みません。また、すべて国内線利用を前提とします。

さらに1マイルは1.7スカイコイン(最大レート)とし、1スカイコインは1円として計算します。

まず最初は、ANAダイヤモンド選択式特典です。ここでは一番金額換算値が大きくなる、

60,000スカイコイン + ANAスイートラウンジご利用券6枚

を選択したものとし、こちらの現金換算値は、

60,000円 + 5,000円 × 6枚 = 90,000円

となります。

ラウンジご利用券はオークションでの落札金額を元に切り捨てで5,000円に設定しました。

ANAスイートラウンジご利用券の価格(オークションの検索結果)

次にアップグレードポイントです。ANAダイヤモンドは100,000PPで達成で、その時にもらえるアップグレードポイントは40ポイント、またSFCカードの更新ポイント 4ポイントとし、1回あたり4ポイントを消費して国内線のアップグレードができるため、

(40ポイント + 4ポイント) ÷ 4ポイント × 9,000円 = 99,000円

となります。

※9,000円は1回の当日アップグレードに掛かる費用。ANAのサイトに明記されています。

https://www.ana.co.jp/book-plan/fare/domestic/guide/details.html

次に移動時にANAスイートラウンジを利用したとして、その料金が無料になるため、それも現金換算します。個人的にはラウンジでアルコールを飲まないので1回500円くらいのイメージしかないのですが、実際にはANAのサイトに記載されているように、同伴者として2,000マイルが掛かっていますので、それを元に計算します。

https://www.ana.co.jp/share/reference/search_lounge.html

105回 × 2,000マイル × 1.7円 = 357,000円

次にANAダイヤモンドになったことで搭乗時プラスされるボーナスマイルについて計算します。

ANAダイヤモンドの2年目+ANAプレミアムカードではボーナスマイルは130%、ステータス無しでのANAプレミアムカードでは50%と、80%多くのボーナスマイルが貰えるため、これを元に計算していきます。

具体的には東京大阪間のビジネスきっぷでの搭乗の際に付与される280マイルに対し、ステータスなしの方よりも80%多くのボーナスマイルが貰えるので、

105回 × 280マイル × 0.8倍 × 1.7円/マイル = 39,984円

となります。

また、上記のボーナスマイルを差し引いた獲得マイルについても、スカイコインへの交換率が変わってきまして、ANAダイヤモンドが1.7倍に対して、通常会員が1.2倍となっており、これを考慮すると、

105回 × (280マイル + 280マイル × 0.5倍) × (1.7 – 1.2)円/マイル = 22,050円

となり、通常会員よりもこれだけスカイコインへの交換した時のレートがプラスになります。

恐らくこれで金額に換算できそうなANAダイヤモンド特典は全て挙げたと思いますので、合計しますと、

90,000円 + 99,000円 + 357,000円 + 39,984円 + 22,050円 = 608,034円

となります。

私としては意外と多いと感じますね。ラウンジを金額換算しているからでしょうか。

差し引き額

さて、ここまでで出てきた金額を差し引くと、ANAダイヤモンドを獲得したことで、金額上どれくらいの損益になったかということですが、

費用:-3,280,200円 + 特典:608,034円 = -2,672,166円

となり、マイナス250万円以上になりました。

しかしこれは移動費を自腹で払った場合ですので、会社の出張経費で落とされている方は、

費用:-1,575,000円(移動時間の時給換算値) + 特典608,034円 = -966,966円

とギリギリ100万円のマイナスを割り込んできました。

さらに移動時間を完璧に自身の向上のための時間として使い切っている場合は、

費用:0円 + 特典:608,034円 = 608,034円

と考えることもできますね。

また一般的に言われるPP単価10円として費用を計算した場合では、獲得マイル数や座席クラスが違ってきて正確な値とはなりませんが、おおよその数値としては、

費用:-(100,000PP × 10円/PP) + 特典:608,034円 = -391,966円

となります。(移動時間の時給換算値は考慮していません)

個別の価値を現金化すると、この記事に記載したような感じになりますが、それを差し引きしてANAダイヤモンドを獲得したから得をしたのか損をしたのかという点は、個人の時間の使い方に掛かってきそうな気がしますね。

出張においてANAダイヤモンドを獲得して喜んでいるだけでは、実はマイナスなわけで、時間を有効活用してプラスに持って行くことが必要ということがわかりました。

皆さまもぜひご参考ください。

コメント

  1. 匿名 より:

    「となたびブログ」とかいう不正ブログ

  2. 匿名 より:

    不正はよくないと思います。

  3. Hiroyuki Nakazumi より:

    こちら日本ブログ村の「航空機」カテゴリにて影響があったようで失礼しました。
    先ほど該当カテゴリより当ブログを除外しました。

  4. 匿名 より:

    DIA会員です。ラウンジは、、地方在住の人間としてはビール会場でしかない、
    他のゴールドカードで入れるカードラウンジに少し毛が生えた程度なので
    金額に算入はしにくいですね^^
    でも30万円の価値があるのは間違いないですね。デスクやCA、GSの対応に重きを置いていますw